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奏玲通信

盲導犬レオのいる生活 レオママの「親ばか日記」 その34

アイスノンとレオレオちゃんの夏~  

 人間にも過酷だった今年の夏でしたが、皆さんのおうちの動物君たちはお元気でしたか?

 このコーナーでも、夏のレオの様子はたいてい秋号でお知らせするのが定番だったのですが、今年は初夏号おから2度にわたり…。

 「おうちが一番!」のレオちゃんのことを思えば、猛暑の中のおでかけは「ナシ!無し!!」朝のお散歩はお父さんと一緒に5時から。それでも熱帯夜続きでしたから涼しい感じはなかったですね。お散歩から帰ってくるとザブザブオトを立てて水を飲んでいましたもの。

 写真で、レオが何を抱っこしているかというと…、アイスノンの枕です。タオルで巻いて出してあげると自分でこうやってかかえて気持ちよさそうに…。

 例年は夜寝るときにはクーラーのタイマーをかけて、それ以降は扇風機でぜんぜん平気だったのですが、今年はレオちゃんが心配で(親ばかママ)かる~くレオ防除室をかけたままの日が多かったです。朝起きてみると、レオの周りにおにいちゃんたちまで転がっていたりして…。 

 この夏治療室でレオに会った方も多かったと思います。涼しい治療室で避暑したおかげでとても元気に夏を過ごせました。ご協力ありがとうございました。

 8月19日がレオの8歳のお誕生日でした。大きな病気もすることなく、元気いっぱい過ごしてくれてレオママも嬉しい限りです。毎年お誕生日が来ると一年の速さを感じますが、さすがに8才ともなると、盲導犬として我が家で過ごせる時間も少なくなってきていることをちゃんと受け止めていなくてはなりません。

 まあまあ、ブルーになってなんかいられません!レオちゃんのお誕生日はいつもきまって『すいか』です。みどりの皮まで食べちゃうんですよ。

 

室長の健康アドバイス (奏玲通信2010 秋号)

 近所のケヤキ「痛み」を正しく理解しましょう。 その2

 コリや痛みで治療に来られた患者さんからこんなことを言われることがよくあります。「病院でもらった消炎鎮痛剤入りの湿布をずっと貼っているのに、痛みが取れない」。さて、夏号の復習です。この湿布の使い方は正しいでしょうか。

 自律神経(交感神経と副交感神経)がバランスよく働いているときには白血球の働きもよく、病気に負けない免疫力を保つことが出来ます。白血球には顆粒球・リンパ球・単球の3種類に大別され、細菌や異物が体内に侵入したときにそれらを攻撃し排除したり、免疫力を高める働きをしています。ところが自律神経の働きが乱れると白血球のバランスもおかしくなり免疫力が低下します。交感神経が高ぶっている状態が続くと、白血球内の顆粒球が増えてリンパ球が減って免疫力が低下するのです。

 バンテリンなどの塗り薬や、湿布薬などには鎮痛薬のインドメタシンが配合されているものが少なくありません。患部が赤くはれていたり、熱を持ってズキズキ痛むような急性期の痛みの場合に、痛み止めの飲み薬・塗り薬・湿布薬を使ったり患部を冷やしたりすると、交感神経の働きが強まり、発痛物質のプロスタグランジンが関与している痛みはおさまります。

 でも痛みにもいろいろあって、肩こり・緊張性頭痛・疲労性腰痛などの慢性的な痛みは、交感神経の緊張からくる筋肉の疲労や、過緊張屋冷えによる場合が大半です。慢性的な痛みに対して、鎮痛剤を飲んだり、冷たい湿布をしたりすれば、交感神経の高ぶりに拍車がかかってますます痛みがひどくなる可能性があります。

 慢性的な痛みから脱却するためには、鎮痛薬の継続的な使用を慎むべきです。慢性的な痛みの場合は、温めたりして患部をやわらげて、副交感神経の働きを高めて自律神経のバランスを戻してあげることが大切です。

 「冷やさないように」というのは、×暑いのを我慢して患部を温めるとか、×汗をかきかき上着を着てしまうとかではなく、「直接冷房の風が当たり続けてしまわないように工夫する」とか、「シャワーだけで済まさずにゆっくり湯船につかって体を温める」…など、こういうことです。効果的な治療というのは「気持ちがいい」こと。そこのところは、ご自身の体の声を聞く必要がありますね。

 鍼灸治療は高ぶりすぎた交感神経をやわらげて筋肉をほぐし、血液循環をよくして手足を温めます。そして、副交感神経の働きを高めて、リンパ球を増やし免疫力を高めます。夏の疲れをリセットするために鍼灸治療をぜひお試しください。

9月の休診日について

連休等の関係で少し変則的になっております。ご確認ください。

9月の休診日

 5日(日)、11日(土)…土曜日ですが都合により休診させていただきます。 

12日(日)、19日(日)、20(月)、26日(日)

※※※振り替え治療について※※※ 

23日(木)秋分の日は祝日ですが通常時間で治療します。ご利用ください                                               

レオ夏の営業?!(その2)

営業レオ1.jpg 

毎日朝8時半頃お父さんと「ご出勤」

「だって治療室は涼しいんだもーん!」(2階から1階に降りるだけだけど…)

 

自家製スポーツ飲料

暑い中で体を動かす際には、水分補給は大切です。今年の夏はひときは暑いので、汗もたくさんかきますね。汗と一緒に体の中の塩分も排出されてしまうので、スポーツ飲料など体液に近い状態に調整された飲み物での水分補給は有効です。手軽に「自家製スポーツ飲料」を作ってみませんか。水500mlに塩1グラムが塩分目安。塩一グラムは親指・人差指・中指でつまんだくらい。(ペットボトルのキャップ軽く1杯が大体6グラムなのでその6分の1くらい)あと、レモン果汁、砂糖20グラムくらいでなかなかいい味になります。保存は利かないので、当日中に飲み終えましょう。

外壁塗装工事をしています

塗装1.jpg7月7日より工事が始まり、皆様にはご不便をお掛けいたします。

駐車場をご利用の方はスタッフまでご連絡ください。

7月下旬完成予定です。

 

レオの「夏の営業」(?)

冷房レオ最近治療室に行きたがるレオ。治療室は、我が家の中で一番快適な場所であることを知っているんですね。

 この写真の上のほうに冷房のがあるので、ここは「ひんやり~」極楽極楽。レオに合えるチャンスですよ。

 

マヨカツの作り方

治療室で配布中の「奏玲通信2010夏号」に紹介した『マヨカツ』の作り方です。

《材料》(4人分) 豚ひれ肉350グラム▽マスタード40グラム▽マヨネーズ20グラム▽小麦粉小さじ1

           ▽酢小さじ2▽パン粉60グラム

《作り方》  ①豚ひれ肉は8枚に切り空き瓶の底などで繊維に逆らってたたいておきます。

       ②マスタード、マヨネーズ、小麦粉をよく混ぜてなじんだところに酢を加える。

       ③②を肉の両面にぬり、パン粉をつける。

       ④パン粉が水分を吸って肉によく着くまで待ち、230度のオーブンで8分ほど焼きます。

        (オーブンによって時間は調節してください。目安はほんのり狐色になるくらい)

この料理は、6月7日朝日新聞夕刊の「医学にもとづく エビデンス料理教室」というコラムに載っていました。そこには、ベリーソースの作り方も出ていましたが、そんなおしゃれなソースは私はパスしました(笑)でも、バルサミコ酢に、砂糖・醤油・胡椒などお好みで入れ、煮詰めて作ったソースは合うと思いますよ。たくさん作って冷凍しておき、お弁当のおかずにしたら好評でした。やってみてね

盲導犬レオのいる生活  レオママの「親ばか日記」 その33

 

バンダナレオ2.jpg

 

ずしい 風の 通り道~♪

 暑くなってきましたねぇ。毎年の事ですが、レオたち動物君たちは、初夏に毛が生えかわって「夏毛」(なつげ)になるので、ちょっとだけ薄着になるような気はするものの、毛皮は脱げない…。きっと、私たちが熱さを感じるよりもずーっとあつい、暑い!!

 日本の蒸し暑い夏を何とか快適に過ごそうと彼らは日々考えているのです。

 レオは朝のお散歩が済めば、のんびり1日2階のリビングをうろうろ好きなように歩き回って過ごしているわけですが、いつも上手にすずしい場所に陣取っています。

 台所とリビングをつなぐ通路がお気に入り。ここは南北に窓があるので、風が吹く日はそよそよいい気持ち!でも通路ですから、私たちは大いに迷惑…。「ドデーン」と寝そべって、簡単にはどいてくれません。

 あまり営業に熱心ではないレオですが(笑)、ここのところひょっこり治療室にいることがあります。理由は簡単!「すずしい」からに決まってます。「なかなかレオに合えない!」と嘆いていらっしゃる皆さん、暑い日が狙い目ですよ。

 レオのようなタレ耳君たちは、暑くなるとふたをしている耳の中が蒸れて外耳炎になりやすいのです。レオもしょっちゅう、動物病院の先生にお薬をつけていただいていますが、蒸れないように何とかしてあげたいのが親心。それでレオママ考えましたよ。バンダナに小さな保冷剤をくるんで首に巻き、お耳も挟んでみます。それがこの写真。(なんか笑えます)耳の方はすぐ取れてしまうのですが、この「保冷剤バンダナ」はおススメです。一番暑い時間帯だけでもしてあげると、息がずいぶん楽そうです。

 まあ、昔の外飼いの『ポチ』たちから比べたらな~んて贅沢な環境なのでしょう!なんたって「親ばか日記」ですから、はい。それに、昔はここまで暑くはなかったなあ。

 こんなに心配してあげてるのに、お天気の日にはベランダで日向ぼっこをしようとするレオ。「おかーさーん、なんか背中が熱いの…」(真夏の日向ぼっこはすぐやめさせましょう!)

 レオちゃんホットドッグになっちゃうよ!

 

室長の健康アドバイス  (奏玲通信2010 夏号)

「痛み」を正しく理解しましょう。 その1

夏号・秋号2回シリーズでお届けします。

 歯痛・関節痛・頭痛・腰痛…、痛みというのは嫌なものです。痛くて、夜も眠れない・仕事が手につかない等、日常生活に支障をきたすこともありますね。そんなときに活躍するのが鎮痛薬です。鎮痛薬で、とりあえず痛みを軽減させれば、スムーズな日常生活を取り戻すことが出来ます。

 触覚・聴覚・視覚・温冷覚…など、人には様々な感覚が備わっていて、生きていく上で重要な役割を担っていますが、「痛覚」も生きていくためには必要不可欠なものです。

 身体のどこかが痛いということは危険を知らせる赤信号が点灯したという事です。痛くて関節を曲げられないとか、立ち上がれないということは「今は関節を曲げてはいけませんよ」「安静にしていなさいよ」という、身体からのメッセージなのです。

 鎮痛薬は、痛みという赤信号を一時的に消してはくれますが、それは『信号を無視して交差点に進入する』ような危険をはらむことにもなるのです。鎮痛薬で痛みが軽減しても、痛みの原因はそのままです。薬で痛みが和らいだからといって無理をしてしまうと、症状を悪化させてしまうこともあります。

 鎮痛薬というのは、痛くて我慢できない時にだけ飲むものであって、よほどのことがない限り何週間も飲み続けるものではありません。

 

 ケガなどをして関節や筋肉が痛いという状態は、損傷された部分の細胞からプロスタグランジンという発痛物質が放出されるためだと考えられています。鎮痛薬の成分であるアスピリンやインドメタシンは、発痛物質のプロスタグランジンの放出を抑えて痛みを減少させます。

 このプロスタグランジンには、交感神経の働きを抑える作用もあります。ですから、このプロスタグランジンが減少すると交感神経の働きが活発になります。交感神経が高ぶり続けると、顆粒球という白血球が増え、活性酸素が大量発生して、組織破壊が進みます。つまり、痛み止めを継続的に服用することは、自律神経のバランスを崩し、新たな症状や病気の引き金にもなりかねないリスクを背負うということなのです。

 マイケル・ジャクソンの主治医が鎮痛薬を過剰に処方していたということで問題になりました。このことは、鎮痛薬による対症療法(症状だけをとる治療)が、新たな症状を生み出してゆき、やがては心臓までも止めてしまう危険性があるということを物語るものでした。

 ドラックストアーでは様々な痛み止めが売られていて、手軽に買い求めることが出来ます。「ちょっと頭痛がするから…」だけで薬に頼るのは、実はとても恐ろしいことだということを知っておいていただきたいのです。

 次回は、「痛みの種類と対処法」について考えていきます。9月をお楽しみに!

 

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