室長の健康アドバイス  (奏玲通信2010 春号)/奏玲通信

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室長の健康アドバイス  (奏玲通信2010 春号)

宇宙とつながる私たち                            是非お花見にいらしてください。

治療室外観.jpg

 今回壮大なテーマになっています。                    

 大自然の中に身を置いていると、私たちは心も体も癒された気持ちになります。高校生のころ2000メートル級の山々に登ったりしましたが、山の頂で夜明けを迎えたりすると、言葉では表現しきれないほどに感動したものでした。ひろがり行く薄明かりの彼方の地平線に太陽が顔をのぞかせて、森羅万象が深い眠りから覚めたとき、宇宙のリズムと自己とが一体化したような感覚さえ覚えました。

 日々の生活の中では、そういう全身的な感覚を感じることは少ないものです。しかし、「大自然と自己との一体感」というのは、太古の昔から記憶として潜在意識の中に継承され、現代人の中にも、そのような感覚が保たれているはずなのです。

 今から2千年前の漢王朝の時代に編纂された『黄帝内経』(こうていないけい)という鍼灸治療の書物に次のような記載があります。

 「春においては人々は少し遅く寝て少し早く起き、庭に出てゆっくりと歩き、体をのびやかにし、心持ちは活き活きと生気を充満させて、生まれたばかりの万物と同様にするがよい」

 『黄帝内経」』に貫かれている思想は天人合一(てんじんごういつ)です。すなわち、「大自然の変化に応じた生活をして、また気候の変動に注意をして、心は安らかで静かであれば、病が襲うことはない。鍼やお灸というのは、生命のリズム(人の気)と大自然のリズム(天地の気)とを調和させて、病気予防や治療をするための道具である」と説かれています。

 日々の生活の中で疲労を感じたり、気分が落ち込んだり、風邪かな?と感じたり、コリや痛みを感じたときに、すぐに風邪薬や鎮痛剤ばかりに頼ってしまうのではなくて、大自然の「気」と同調するような生活を工夫してみましょう。とはいえ、いちいち山に登って御来光…というのは無理ですから、ン朝日を浴びながら近所をウォーキングとか、昼休みに日向ぼっこをしながらストレッチとか、夕日の中で腹式呼吸とか、夜空を見上げて視力調整とか…、気軽に取り組める小さなことも天の気と人体の気の合一が可能なのです。これを習慣化すれば疲労やコリ、痛みの改善に効果が出てきます。もちろん鍼灸治療もいいですよ。

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