室長の健康アドバイス  (奏玲通信2010 初夏号)/奏玲通信

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室長の健康アドバイス  (奏玲通信2010 初夏号)

新緑散歩.jpg「歩くと頭が軽くなる」…ヒポクラテス ~お散歩の勧め~

 レオ(盲導犬です)と生活をするようになって6年がたちました。私の生活の中に加わった朝1時間ほどの散歩。私の目覚ましは「4時45分」に鳴ります。前の日が遅かったりすると、眠い日もありますが、階段の所でしっぽを振っているだろう…と思えば、「えいっ」と、起きられます。 

 散歩をしだして、朝の空気を全身で感じるようになりました。まだ日の出の遅い1月、2月は、きっと暗いんでしょう、鳥たちも寝ているのか、とても静かです。今は明るくなって、鳥のさえずりの中で散歩が始まります。車もほとんど通らないので、木のにおい、空気に含まれる水分のにおい、花の香り…、目が見えなくてもどんなところを歩いているのかイメージが膨らみます。散歩が佳境に入った6時前、肌に太陽の暖かさを感じはじめ、体全体が温まり、同時に頭もジンワリ目覚めてくる感じはとても心地よいものです。

 治療に来られる方には、肩や首周りの凝り、頭痛、寝つきの悪さ、手足の冷え…などの症状をお持ちの方がとても多いです。長時間のデスクワーク、パソコンを凝視する時間の増加、ちょっとの移動でも車に乗ってしまう生活は、頭の方にばかり「気」が集まってしまい、体が休みたくても、頭が起きていて、十分な休息が取れずに全身が凝ってきてしまう。現代社会では、かなり意識して対策をしていかないと、この不快な症状はついてまわるでしょう。

 治療の際に私は「お散歩」をお勧めしています。手を振って歩くことで、足や手の筋肉が刺激され、頭に集まり過ぎていた「気」が、「足(手)の方にも行かなくちゃぁ!」と気づき、全身にまんべんなく流れてくれるようになります。長時間でなくてもいいのです。ベランダで、首を回したり、背伸びをしたりでもいいでしょう。生活の中に意識して取り入れてみてください。可能であれば朝、朝日を感じてみてください。夜型になりがちな体の時計が正常に動き始め、寝つきもよくなります。

 今回のタイトル「歩くと頭が軽くなる」は、古代ギリシャ時代《医学の父》といわれるヒポクラテスの言葉です。現代よりずっと体を動かしていただろう時代に、歩くことの大切さを説いたヒポクラテス。健康を維持するということは、古代からの普遍のテーマで、私たち人間がどう積極的に関わっていくのかが重要なんだ…と、改めて気づかされました。

 さわやかなこの季節、皆さんもお散歩に出てみましょう! 

 

 

 

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