室長の健康アドバイス (奏玲通信2011 夏号)/奏玲通信

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室長の健康アドバイス (奏玲通信2011 夏号)

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更年を生きる

 更年期というと、40歳代後半くらいからの女性に特有なものとされていますが、必ずしもその年代に限られるものではなく、また男性にも更年期はあると考えてもいいと思います。だれでも一生のうちには、肉体的な変化をする時期が何回もありますし、社会的環境の変化によって心と体が影響を受ける時期もあります。そのようなものも更年期と呼んでいいのではないでしょうか。

 2千年前に書かれた『黄帝内経』(こうていないけい)という東洋医学の本には、人の成長・成熟・老いの過程についての記述があります。それによると、女性は7年ごとに男性は8年ごとに、心身が大きく変化する更年の時期が訪れるというのです。そして、 それぞれのときに応じた無理のない生活と養生法をしていれば、健康的な人生を送ることができると説かれています。

 そう考えてみると、子どもにも更年期があるといえるでしょう。離乳食を食べ始めて歯やあごが発達し、つかまり立ちをし始めたりすると、急速に知能が発達して、いろいろな物事に興味を持ち始めます。その時期に、夜泣きが多くなったり、人見知りをするようになったり、些細なことが気に入らなくて、激しく泣きじゃくることもあります。そのような赤ちゃんの行動を「疳の虫」と呼ぶこともありますね。あるいは、小学校に入学して体は大きくなってきたのに、相変わらずおねしょをしているというのは、その子にとっての更年期といえるのではないでしょうか。早送りのフィルムのように心と体が変化する思春期は「心身の更年期」といえるでしょうし、進学して5月病になりやすい時期や、就職や退職する時期など「社会的更年期」ともいえるでしょう。

 このように、更年の時期は社会生活をしている私たちには数年おきに必ず到来するものなのです。これは、高い飛躍を控えたチャンスの時期でもあり、より深みのある人生へのチェンジの時期でもあります。その反面、心身のバランスをくずして、病気になりやすい時期でもあるわけです。「更年を恐れるなかれ!」鍼とお灸で全身の気の流れを整えて更年期を健康的に心豊かに過ごしましょう。

 

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