室長の健康アドバイス (奏玲通信2012 夏号)/奏玲通信

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室長の健康アドバイス (奏玲通信2012 夏号)

自分の職業を名乗ることの意味


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 (←竹島ゆりです)

私は奏玲治療室において「はり師」「きゅう師」として、皆さんの健康保持・増進のために日々働いています。ちまたには、「鍼・マッサージ・指圧・柔道整復・接骨・整体・カイロ・リフレクソロジー・もみほぐし…」等々、種々の看板を掲げたお店が雨後のたけのこのような状況です。「こり・痛み・疲れを解消する。リラックス効果」というのが概ね共通した謳い文句ですが、何の資格で何をしているのか?と疑問に思うことがあります。

 マッサージや指圧治療院で働く人は「あん摩マッサージ指圧師免許」、鍼灸治療院で働く人は「はり師免許」と「きゅう師免許」、接骨院で働く人は「柔道整復師免許」という4種類の免許があります。これらは所定の学校で医学や技術の専門科目を3年以上学び、国家試験に合格したものだけが厚生労働大臣から免許を受けることができます。施術所を開設するには保健所への届出義務があり、衛生・安全設備等が所定の基準を満たしていなければ認可されません。これらの免許は「業務独占・名称独占」という位置づけなので、その免許を有するものだけが患者さんへの施術ができ、「はり師」とか「柔道整復師」と名乗ることができます。このような法的規制があるので、例えばマッサージを自分で勉強したり、お師匠さんから学んで技術を習得したからといてって、勝手に「マッサージ師」を名乗ることはできません。

 看板をよく見ると、「はり・きゅう」とか「マッサージ・指圧」とか「柔道整復・接骨」と書いていないお店もたくさんあります。似たようなことをしていても「マッサージ師ではなくて整体師です。マッサージではなくて整体をしています」といって営業していることも少なくないようです。このような場合、法的位置づけがないので保健所への届出義務もなく、衛生・安全基準もありません。

 もちろん、免許を持っていなくてもその道において高い技能を発揮している人もいますが、国家資格という一定のハードルがないので玉石混淆の状況です。このような現状で人々の健康保持・増進が大丈夫なのかと心配しているのですが、私は有資格者としての自覚と責任を常に持って患者さんの治療にたずさわっていきたいと思います。

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