室長の健康アドバイス (奏玲通信2013 初春号より)/奏玲通信

HOME > 奏玲通信 > 室長の健康アドバイス > 室長の健康アドバイス (奏玲通信2013 初春号より)

室長の健康アドバイス (奏玲通信2013 初春号より)

2013正月.JPG

あけましておめでとうございます。

今年も健康でうれしいことが

たくさんありますように!! 

 

 

 

 

 

 

 

千両の実を食べようと大きなお口のヘビさんです。

 

 鍼はなぜ細くて尖っているの?

 私が使っている鍼は、長さが4センチで太さは0.16ミリです。髪の毛は太い人で0.15ミリだそうですから、鍼の太さは髪の毛よりほんの少し太いくらいです。献血で用いる注射針の太さは、外径が1.2ミリで内径が0.94ミリなので、「鍼」は注射針の中に楽々入ってしまうほどで、息を吹きかけるとたわんでしまうくらい繊細です。この繊細な鍼を自由自在に操るために、鍼師たちは日々の修練を怠ることはありません。鍼の操作に熟練してくると、風船玉に鍼を刺しても破裂することはなく、鍼が刺さったままの風船玉は空気が抜けることはありません。

 鍼を体の中に深く刺す治療法もありますが、私は深く刺すことはしません。深く刺して強く刺激したほうがより効果が上がると思われがちですが、皮膚の表面に鍼先を接触させる程度でも十分な治療効果があります。東洋医学では「気」という生命のエネルギーが体を流れていると考えます。この考え方からすると、ツボ(経穴)に鍼の先を接触させるということが重要な意味を持ちます。

 ノーベル物理学賞受賞者で「トランジスタの父」と呼ばれるウィリアム・ショックレーが唱えた理論が、「なぜ鍼を深く刺さなくても効くのか」を説明してくれています。昔の鉱石ラジオは、金属鉱石に針を当てながらよく聞こえる場所を探ったそうですが、それが点接触ダイオードの始まりです。鍼も治療者が手に取ることで鍼先に「気」というエネルギーが集まり、治療者から患者へ、患者から治療者へと気のエネルギーが伝わります。鍼先を患者の適切な経穴に接触させることはショックレーの原理そのもので、「だから鍼は効くのだ」ということが電気工学の専門家に言わせれば当たり前の原理になります。

 体を流れる気を調和させれば自然治癒力が高まります。そのためには深く刺して強く刺激する必要はありません。

 余談ですが、軍事力を強化すれば抑止力が高まるというのも一理ですが、相互の気を調和させれば平和維持力が高まるという当たり前の理屈も忘れないようにしたいものです。気は心も体も潤してくれるのですから。

 

< レオママの親ばか日記 その48 (奏玲通信2013 初春号より)  |  一覧へ戻る  |  朝のお散歩行ってきました。 >

このページのトップへ

お問い合わせはお電話で045-985-3578

奏玲治療室

奏玲治療室
TEL:045-985-3578
《治療受付時間》
9:00~19:00
(19:00からの治療が最終です)
《休診日》
日・祭日