2013年2月/奏玲通信

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2013年2月

室長の健康アドバイス (奏玲通信2013 春号より)

 

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 ずいぶん前のことですが、ジャズピアニストの板橋文夫と神奈川フィルとの共演を聴きに行きました。その年はデューク・エリントン生誕100年の年で、エリントンのナンバーに焦点をあてた企画でした。ジャズピアノとオーケストラの共演は大変素晴らしくて、ホール全体に感動の渦巻きが起こっていたことを鮮明に憶えています。でも、最初の1曲だけは板橋文夫は出てこないで、意外にも武満徹の交響曲が神奈川フィルによって粛々と奏でられたのです。後でパンフレットを見たら武満はエリントンを敬愛していたとのこと。この演奏も素晴らしくて、それまで武満作品はCDでしか聴いたことがなかったのですが、生のオーケストラの音はCDでは出せない響きが伝わってきて目から鱗が落ちるような感動を覚えました。

 その何年かあとに武満徹のエッセイを読む機会がありました。そのエッセイ集には彼の音楽に対する思いが綴られていました。武満徹の音楽は感じたままを余計な装飾はせずに素直に音に置き換えているように思います。すなわち、湧き上がる命の響きを素直に音に置き換えているのでメロディーの美しさ以上に音の響きの美しさが際立つのではないかと、このエッセイを読んでそして神奈川フィルの演奏を思い出しながら感じました。

 ~~自然界には、目に立つ激しい変化もあれば、目には見えないが変化し続ける形態というものがある。私はその中で、どちらかといえば目に見えないものに目を開き、それを聴こうとする人間かもしれない。私の信号が他の信号と出会い、それによって起きる物理的変調が、二つのものをそれ本来とは異なる新しい響き、ハーモニーに変える…。 武満徹著 「私たちの耳は聞こえているか」 から抜粋要約

 鍼灸治療の目的は気の調和です。奏玲治療室の「玲」という字には美しくさえた音が響きわたるという意味があります。気の流れが調えば命は美しい響きを発します。そうすれば天地自然の気と共鳴して心と体が健康のハーモニーを奏でるのです。

 奏玲治療室が青葉台で開業して10年目に入ります。常に患者さんの体の声を聞きみなさんの健康作りのお手伝いができるように、これからも日々精進してゆきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

鍼灸学校の生徒さんの勉強会をしています。

月に1回、鍼灸学校に通っている生徒さんが経絡治療の勉強にこられます。今回は女性3人。皆さん主婦&子育てをこなしながら鍼灸の勉強をされています。一人の方に実際に患者さん役をしてもらい、脈の見方、鍼をする前とあととの脈の変化などを学びます。同じ人でも日によって体調も異なるし、ひとりひとり治療は異なります。

私にとってもこのような時間は基礎を改めて振り返る貴重な時間です。

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非常に積極的に参加されています。今後が楽しみな皆さんです。

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