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室長の健康アドバイス (奏玲通信2013 冬号より)

 頭寒足熱は安らぎモード

 日本において睡眠薬を飲んでいる人は約六百万人で、その数は増加傾向にあるそうです。現代社会はストレス社会とも言われていますが、ストレスが心と体に影響を及ぼして不眠を訴える人が多くなっているのではないでしょうか。また、昼夜の自然なリズムを無視した24時間社会も原因のひとつのようです。つまり、不眠症は現代社会特有の病とも言えるでしょう。睡眠薬は脳の働きを低下させ、脳を眠りやすい状態に導くことによって睡眠を促します。これは普通の眠りとは少し異なり、軽い麻酔にかかって眠らされている状態とも言えます。ですから、睡眠薬を使って眠ることができても充実した深い眠りを得られなかったり、朝目覚めた時に寝不足感が残ってしまうことが多いようです。薬に頼らずに眠りたいというのが不眠に悩む人の切なる願いです。

お散歩2013・10.JPG

我が家の朝のお散歩は朝の5時ころスタートです。最近は日の出が遅いのでもう「夜」ですね(笑)

 

 不眠は現代社会特有の症状だとされていますが、二千年前に中国で編纂された『黄帝内経』という医学書には不眠の原因や治療法についての記述があるので、昔も不眠で悩んでいる人は少なくなかったようです。それによると、不眠は陰陽のバランスが崩れて体を流れる気(血液も含む)が陽の部分(上半身、特に頭部)にうっ滞してのぼせることが原因だと書かれています。頭が熱くて、足が冷えて、胸がドキドキして、呼吸が浅くなると、体は疲れているのに寝付けなかったり、浅い睡眠のまま朝を迎えることになります。日中は血液が頭に集まり活動モードになっていますが、夜になると血液が手足に降りてきて手足が温かくなり、いわゆる頭寒足熱の状態になります。これが自然の眠りのための条件です。

 睡眠薬で眠っても頭が活動モードになっていると深い眠りは得られず目覚めの時に寝不足感が残ってしまいます。のぼせを改善するためには集まりすぎた血液を全身に巡らせてあげることが必要です。散歩で足を動かすと筋肉のポンプ作用で足腰の血液循環がよくなります。お仕事の合間に椅子に腰掛けたまま足首をぐるぐる回したり、足の指の曲げ伸ばしをするだけでも血液循環が良くなります。また、歩きながら口をすぼめて4回息を吐いて鼻から2回吸うという腹式呼吸をするのも効果的です。

 合わせて鍼灸治療で気の流れを調和させて、上半身と下半身の血流のバランスを調えること、すなわち自律神経のバランスを調えることも頭寒足熱への近道になります。

  ~~ちょっとそこまで歩いてみませんか~~

お散歩2013・10・28.JPG

お散歩が終わる6時すぎようやく明るくなってきます。これからますます日の出の時刻が遅くなるのでだんだん『朝だけど夜みたいなお散歩』になるんです。光り物たくさんつけて歩きます。

 

 

 

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