室長の健康アドバイス (奏玲通信2014 初春号より)/奏玲通信

HOME > 奏玲通信 > 室長の健康アドバイス > 室長の健康アドバイス (奏玲通信2014 初春号より)

室長の健康アドバイス (奏玲通信2014 初春号より)

  体からのメッセージを聞く

2014お正月の花.JPG

 風邪をひいた時に発熱・頭痛・咳・鼻水などの症状が出るのは「今は細菌やウィルスと戦っているのでおとなしくしていなさい」という体からのメッセージです。これらを解熱鎮痛薬などで取り除けば一時的に楽にはなります。でも、体からのメッセージを無視して薬で症状を抑え込んでしまうと、「微熱や咳がいつまでもなくならない、倦怠感が残る」というような風邪の慢性化を引き起こすこともあります。

 「薬物乱用頭痛」という症状が増えています。これは1ヶ月に10日以上鎮痛薬を服用している人に頭痛が頻繁に起こるというものです。体からのメッセージを無視して薬で抑え込んでいるうちに、頭痛を鎮めるはずの薬が痛みを引き起こしてしまうという本末転倒な現象です。

 明治初期の漢方医和田啓十郎は、病に対して次のように述べています。

~~もし病毒が人を冒すと、これに対して反応作用を起こして対抗しようとする。その反応作用は発熱・喀痰・嘔吐・下痢・化膿・下血などの症状として現れる。そのようなものを「疾病」と人は呼んでいる。疾病というのは、病毒に対する自然治癒力の反応作用であり、病になるために症状が出るのではなくて、病を癒すために症状が出るのだということを知らなくてはならない~~

和田啓十郎著「医界の鉄槌」から意訳して引用

 体からのメッセージは体が病と戦っていることの現れであり自然治癒力が働いていることの証です。病苦の峠は健康を呼びもどすために通らなくてはならない道なのです。はり師は自然治癒力を高めるために鍼灸治療を行います。鍼灸治療の場合は、体からのメッセージを尊重して自然治癒力を高めて、根本的・全体的な治癒へと導きます。一般的な風邪なら鍼灸治療をしつつ体からのメッセージに逆らわずに安静にしていればより早く回復してこじれることもありません。

 これからの季節、鍼灸治療で体の免疫力を高めておくことをおすすめします。ぜひお試しください。

 

< 今日のレオ&レノ Vol.18「ふたりは仲良し(^-^)」  |  一覧へ戻る  |  レオ&レノママの 「もっともっと親バカ日記」その5 >

このページのトップへ

お問い合わせはお電話で045-985-3578

奏玲治療室

奏玲治療室
TEL:045-985-3578
《治療受付時間》
9:00~19:00
(19:00からの治療が最終です)
《休診日》
日・祭日