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室長の健康アドバイス (奏玲通信2014初夏号より)

2014・4・19.JPGわが家の5月人形

柔軟であることの大切さ

 アゴ・コメカミ・首などが痛くなる原因の一つとして TCH が注目されています。これは「歯が接触する癖」という意味の英語の頭文字で、常に上下の歯を接触させている癖のことです。上下の歯が接触するのは咀嚼・嚥下・会話などを行うときに限られます。何もしていない時には唇を閉じていても上下の歯は接触していないのが普通です。ところがTCHがある人は無意識のうちに一日何時間も歯を接触させている傾向が見られます。上下の歯を接触させていると、コメカミや首の筋肉が緊張して顎関節に負担がかかってしまいます。TCHがあると必ず顎関節症が起こるというわけではありませんが、顎関節症の患者さんには高い割合でTCHは見られるそうです。

 TCHの改善のために自分で出来る方法として次の3つが推奨されています。

①癖が筋肉疲労を起こすことを自覚する(上下の歯を軽く接触させて離すことを行い筋肉の緊張を感じ、無意識の行動が自分に負担をかけていることを認識する)

②メモを活用する(メモ用紙に「リラックス・歯を離す」などと書き自宅や職場の目につくところに貼り、それを見たら一回力を抜く)

③上下の歯が触れた瞬間に離す(歯が接触すると気づくようになり、やがて条件反射で無意識に離せるようになる)また、お腹をふくらませながら鼻から息を吸い、ゆっくりと口から息を吐くという腹式呼吸も緊張を緩める手助けになります。歩くリズムに合わせて息を2回吸って4回吐くというのも効果的です。

 

 心と体が緊張していると気の流れはそこで止まってしまいます。リラックスして筋肉が緩むと気は流れてゆきます。体の気の滞りを改善して隅々まで気をめぐらせるということが鍼灸治療の第一の目的です。その結果として心と体の緊張がほぐれていきます。緊張がほぐれると深い呼吸と深い眠りが得られ、蓄積した疲労が取り除かれます。疲労が取り除かれるとさらに心と体の緊張がほぐれていくという好循環を生み出します。

 柔軟であることの大切さについて古代中国の老子は次のように語っています。

  ~~およそ草木にいたるまで生物は生きている時には柔らかくもろいが、死ぬと枯れて硬くなる。だから硬く強いものは死の仲間であり、柔らかく弱いものは生の仲間である。兵が強すぎるとかえって敗れる。木が硬すぎるとかえって折れる~~

 

 

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