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室長の健康アドバイス(奏玲通信2014 夏号より)

 2014・7・1.JPG 夏風邪の対処法

 クーラーで足やお腹が冷えて頭がのぼせていたり、クーラーの乾燥した空気で喉を痛めたり、夏バテで免疫力が落ちるなど、暑い季節でも風邪にかかりやすい条件はいくつもあります。私の治療室でも風邪の治療で来られる方は少なくありません。

 鍼灸治療においては風邪に伴う症状を和らげる治療(対症療法=東洋医学では標治法と呼ばれる)も行いますが、治療の第一目的は本治法です。本治法とは体を流れる気を調えて自ら治る力を高めるというもので、これにより風邪からの回復が速まります。

 一般的に風邪と呼ばれているのは普通感冒のことで、くしゃみ・鼻水・咳・頭痛・発熱・倦怠感などの症状を示します。その原因のほとんどはウィルスによるものですが、風邪を起こすウィルスは何百種類もあるので症状も様々です。風邪に伴う症状は体に侵入したウィルスを追い出したり、やっつけたりする病気を治すための免疫の働きですから、それほどひどくない場合は薬などで止める必要はなく、また病院に行く必要もありません。風邪の原因ウィルスを退治する風邪薬は存在せず、病院で処方されるのは、熱を下げる・咳を和らげる・鼻水を少なくするなどの対症療法の薬です。風邪に伴う様々な症状は病気を治すために必要なものなので薬に頼り過ぎないようにしましょう。

 医師の診察が必要なのは「水分も取れない・立ったり歩いたりするのもつらい・睡眠が十分に取れない・特に乳幼児の場合は、ミルクの飲みが良くない・いつもの元気がなく遊ばない・寝かせても苦しそうで直ぐに目が覚める」などの場合です。これは風邪にともなって気管支炎・肺炎・脱水症などが起きていたり、風邪ではない重症の病気の可能性もあるので念のために医師の診察を受けたほうがいいでしょう。保育園や幼稚園に入園したばかりの子どもは、2週間おきくらいで立て続けに風邪を引くことも珍しくはありませんが、その度ごとに抵抗力がついていきます。あまり心配せずに見守ってあげてください。

 風邪を完全に防ぐことはできませんが、帰宅したら手洗いうがいをする習慣をつけてウィルスが体の中になるべく入り込まないように心がけましょう。ウィルスが体に侵入したとしても、適度な栄養・十分な睡眠と休息・規則正しい生活という健康の基本がしっかりしていれば、自ら治る力が高まり風邪が発症しないことにもつながります。

 鍼灸治療で自己治癒力を高めつつ十分な睡眠など安静を保てば、風邪はこじれずに数日で回復します。

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