室長の健康アドバイス(奏玲通信 2015 夏号より)/奏玲通信

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室長の健康アドバイス(奏玲通信 2015 夏号より)

タケシマユリと半夏生2015・6.JPG 竹島ユリと半夏生

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☆★☆長生き・BMI・後天の気・胃腸の健康☆★☆

 世界では年間260万人の人が肥満を元とする病気で死亡しているそうです。しかし、「ちょい太でだいじょうぶ」(集英社文庫)の著者 鎌田實医師は、痩せている人よりも少し太っている人のほうが健康で長生きするという科学的データーを提示しています。健康診断では肥満度を示す指標としてBMIが用いられることがあります。これは体重(㎏)÷{身長(m)×身長(m)}で算出され、日本肥満学会による成人の基準は18,5未満が痩せ、18,5以上25未満が正常域、25以上を肥満、そして22を標準体重(統計的に最も病気にかかりにくい体重)としています。

 鎌田医師は「『大太』になるほどの太り過ぎは健康が損なわれる危険度が増すが、男女ともBMIが25~30のちょい太の人は脳卒中も心筋梗塞もガンも認知症も少なく長生きしているケースが多い。日本人の肥満は軽度なのに神経質になりすぎている。肥満だけにとらわれずに美味しいものを食べてニコニコ生きるちょい太の生き方がいい」と主張されています。

 人間の命の源は気です。体を流れる気は生まれながらに備わっている先天の気と、空気や食べ物から取り入れる後天の気から構成されています。この二種類の気が調和を保って潤沢に体を巡っている人は大病知らずで長生きの傾向にあります。胃腸が健康で栄養を無理なく摂り入れることができる人というのは後天の気を適切に摂り入れることができるので生命力が充実している人が多いのです。ですからちょい太の人が健康で長生きが多いというのは、東洋医学の観点からも理にかなっているわけです。

 そこで注意したいのが胃腸の健康です。胃腸の不調が続くと食欲がわかず、せっかく食べても腸から栄養をうまく吸収できずに痩せてしまう人がいる一方で、逆に胃腸の不調から過食や早食いになってどんどん太ってしまう人もいます。例えば、腰痛や肩こりで治療に来られる人の場合でも、私は胃腸の調子について問診し、お腹を手で触診します。腰痛や肩こりと胃腸とは関連がないように思われがちですが、胃腸の不調が原因で腰痛や肩こりが現れるケースもあります。

 体表に点在するツボと内臓とは気の流れによってつながっています。そのツボに鍼やお灸を施すことにより、その効果がお腹にも伝わり胃腸の調子を調えることができます。東洋医学の古典には「蒸し暑さは胃腸を傷つける」と書かれています。胃腸の不調から夏バテにならないように鍼灸治療でこの蒸し暑い季節を乗り切りましょう。

 

 

 

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