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室長の健康アドバイス (奏玲通信2015 冬号より)

風邪の時はお風呂に入ってはいけない??

 平均気温が19℃、湿度が69.4%をそれぞれ下回ると風邪をひく人が増えるそうです。10月以降からその時期に入りましたのでそろそろ風邪の対処法を考えておいたほうがいいでしょう。風邪は鼻から喉までの上気道にウィルスが感染することで発症します。風邪の原因となるウィルスは200種類以上もあります。風邪薬には発熱・頭痛・咳などの症状を緩和させる効果はありますが、原因ウィルスを叩く作用はありません。風邪は免疫力(自然治癒力)でしか治せないので、その力をできる限り落とさないようにして「安静・保温・栄養・水分補給」を心がけて自然に治るのを待つしかありません。

2015・10デルフィニウム&ユーカリ.JPG 

冷え性の人はそうでない人に比べて風邪をひきやすいとされています。体が冷えると免疫力が下がりウィルスに感染しやすくなるからです。古代中国の医学書には

「気と血は温を好み寒を嫌う。寒は気と血を渋滞させて流れを悪くさせる。温は渋滞を解消して気と血の流れを良くする」

と書かれています。

 

 

  今週のお花は「デルフィニウムとユーカリ」です。→

 

 昔よく言われた「風邪の時は風呂に入ってはいけない」最近では必ずしも正解ではないと言われるようになりました。(高熱でふらふらしているときは控えるべきですが)ヒートショックプロテイン(熱ショックプロテイン=HSP)を増やすことで治る力を高めようという方法が注目されています。HSPとはストレスや病気などで傷ついた細胞を修復するタンパク質のことで、リンパ球などの免疫細胞を活性化させると言われています。HSPを増やすには熱ストレスをかけるのが手っ取り早く、愛知医科大学の伊藤要子准教授は「HSP入浴法」を提唱しています。

 それは熱めのお湯(40℃~42℃前後)で10分~20分間程度しっかり体を温める方法です。HSPが増えることで、傷や病気が治りやすくなる・疲れにくくなる・風邪やインフルエンザにかかりにくくなる・低体温体質が改善するなどの健康増進作用があることがわかってきています。入浴後はバスローブなどで全身をくるみ15分ほど安静にします。水分補給もしっかりと行ってください。

←これは先週のお花ですが「ダイアモンドリリー」2015・10ダイアモンドリリー.JPG

よーく見ると花弁の表面がキラキラ光っているんです。

 

 

 

日本でも「湯治」という言葉があるように体を温めることが病気の治療や予防につながることは古くから知られていました。鍼灸治療を受けると、全身の気の流れがよくなってホカホカしてきます。気とは命の原動力ですが、そこには血液やリンパ液も含まれると解釈されています。鍼灸治療で血液やリンパの流れをよくして、『冷え性の改善・風邪からの回復力を高める・風邪の予防』へとつなげていきましょう。

2015・10ピンクッション.JPG その名も「ピンクッション」

治療室の玄関をいつも飾ってくれているのは、ご近所のおしゃれなお花屋さん「花太陽雨」さんのものです。

不思議な魅力をもったお花が多くて、お店の中はワンダーランド。いろいろ相談にものってくださいます。これからも素敵なお花がいっぱい出てくると思うのでお花もお楽しみくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

   

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