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盲導犬という職業は存在する?(その5)~見えない私が判断をせまられるわけです~

 

2017・3・27シグナルエイド.jpg

今回の写真の主役はピンクの「シグナルエイド」なんですが、レノが…入り込むんです。

東京都内では、signalerが青になるとピヨ・ピヨとかカッコー・カッコーと音で知らせてくれる音響式信号機が多く設置されています。普段は信号機から音は出ないのですが、歩道に設置されているボタンを押すか、私が携帯しているシグナルエイドという発信器のボタンを押すと音響式に変わります。シグナルエイドとは、手の中におさまる大きさで、信号機の近くでシグナルエイドのボタンを押すと、「ピーンポーンnote」と信号機から音が出て信号機の位置を知らせてくれると同時に音響式に切りかわり、signalerが青になるとピヨピヨchickと信号機から音が出るようになります。東京都内ではこの形式の信号機が多く設置されているのですが、残念ながら私が住んでいる横浜市ではほとんど設置されていません。自宅から駅まで三つの信号機を渡らなくてはなりませんが、いずれも音響式ではありません。ですからレノが歩道と車道の段差のところで止まったら、渡っていいのかどうかを私が周辺の音を聞いて判断します。私の前を車が横切れば赤、私と平行して車が通過すれば青だという判断です。人の足音も少しは判断材料になりますが、信号無視して渡る人もいるのでrunng、あまりあてにはなりません。私の前を横切っていた車が止まり、私と平行する車が発進したら、レノに「ゴー」と声かけをします。この方法でこれまで数限りないほど信号を渡っていますが、いまだに慣れるということはなくて、いつも決死の覚悟sweat01という気分です。ましてや私より一歩前を進むレノにしてみれば、もし私がまちがってゴーの声かけをしてしまったら、命を奪われる危険性は私よりもずっと高いわけです。レノは安全に歩く手助けをしてくれているんだから、私もレノを危険な目に遭わせないようにしなくてはと思いながらいつも歩いています。信号機のところで耳をそばだてていると、「青になりましたよ。」「赤ですよ。」と声をかけてくれる人がいます。この声かけはとても助かりますし、とてもうれしく感じます。外出で全神経を集中させなければならないところは、道を渡るときと駅のホームを歩くときなので、そこで声をかけてもらえるとshine地獄に仏lovelyという気分です。

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