盲導犬と共に歩くことと、患者さんを治療することとの共通点/奏玲通信

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盲導犬と共に歩くことと、患者さんを治療することとの共通点

 

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 私はレノを頼って、レノに導かれて歩いているわけではありません。だからと言ってレノがいなくては目が見えない私は障害物をよけつつ真っ直ぐに歩くことはできません。相互に依存しつつ、相互にリードしつつ、協同作業によって歩行が可能になるわけです。

 私の本職である鍼灸治療も、同じような作業をしているんだと感じています。鍼灸治療の根本は、気の流れを整えて、患者さんの自己治癒力をひき出すことにあります。患者さんの自己治癒力によって治るものだったらば、本人にまかせておけばいいということになるかも知れないけれど、そんな簡単なことではないのが病というものなのです。そもそも患者さんが私の治療室に来るということは、自己治癒力がうまく機能していないわけなのだから、そのような状況にどのように対処すればいいのかが問題になってきます。これらの困難を解決するために、患者さんの自己治癒力に頼りつつ、治療者が必要になってきます。このような状況においては、治療者が患者さんに勝る立場に位置するのではなくて、自己治癒力を引き出す過程において、患者さんとともに協同作業を行う立場にいなくてはなりません。治療とは、患者さんの気と治療者の気との相互作用によって行われるものであり、その関係のあり方は、「治療する人」と「治療される人」との関係とは異なるものなのです。そのことを端的に言うならば、命と命の気の交流ということになりますが、さらに言うならば天地人の気の交流ということになるのです。鍼灸治療の根本理念を説いた『黄帝内経』は、人は大宇宙の縮図であり、健康とは天地人の気が調和することだと説きます。天地人の気が調和すると、患者さんの体は銀河が輝くような美しい光を放ち始め、やがて自己治癒力を回復してゆきます。

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