「気・血・水をめぐらすために」 (奏玲通信2017 冬号より 室長の健康アドバイス) /奏玲通信

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「気・血・水をめぐらすために」 (奏玲通信2017 冬号より 室長の健康アドバイス) 

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朝晩の気温が下がり、季節は一気に秋から冬へ。皆様お元気ですか?

今年最終号の「奏玲通信 2017 冬号」より 室長の健康アドバイスを掲載させていただきます。

maple 気・血・水を補いめぐらすために apple

 東洋医学では生命の元となるものを気・血・水と呼んでいて、これらが全身をめぐり心身を養っています。「血」は現代医学で言う血液の働きに似ていますが、筋肉や骨や内臓の元となるものでもあります。「水」は現代医学で言うリンパ液・汗・唾液・涙・鼻水・尿などのことで、体を潤したり不必要なものを洗い流したりしています。そして「気」は陰の気と陽の気とがあり、夜になると陰の気が多くめぐることにより頭から手足へと血が降りてきて熟睡に適した心身の状態となり、日中は陽の気が多くめぐることにより血が頭に多くめぐって活動に適した状態となり、冬場は陰の気の働きで血や水を体の奥に集めて熱を逃さないようにし、夏場は陽の気の働きで血や水を体表にめぐらせて汗などで熱を放散させます。

 気は内臓に多く蓄えられていて、陰と陽の気のコンビネーションプレイにより呼吸・循環・消化・吸収・排泄・生殖等の機能をつかさどります。このように気は現代医学で言うところの「自律神経」(交感神経と副交感神経)と似たような働きをしています。さらに気は外邪・熱邪・寒邪・湿邪など病気の元となるものから身を守るので、気を補いめぐらせることは免疫力を高めることにもつながります。また気は、気持ちや気分の「気」でもあるので心の働きもつかさどります。気のめぐりが滞ったり不足すると血・水・内蔵・心がうまく働かなくなり、貧血・うっ血・出血しやすい・冷え・皮膚や目の乾燥・むくみ・多汗・無汗・頻尿・乏尿・便秘・下痢・疲労感・気分の落ち込みなど、種々の症状が現れだします。気・血・水を補いめぐらせることが健康への第一歩です。そのためにはバランスの取れた食事で気・血・水を補い、それを適度な運動で全身にめぐらせ、快適な睡眠で十分な休養を取ること、すなわち養生をするということが大切です。そして、笑うべき時には大いに笑い、怒るべき時には怒り、悲しい時には悲しむというように心の調和も気・血・水をめぐらせてくれます。

 もちろん、鍼とお灸は「気を補い調え、全身すみずみまで気・血・水をめぐらせ、心穏やかにする」効果は抜群です。『養生訓』の著者の貝原益軒は、

 「養生とは病変に備える術であり、薬を用いるのはやむを得ない最後の手段である」

と述べています。ただし「養生が大切」といって、例えば冷えないようにと汗をかいてまで温めすぎてしまうなどやり過ぎもまた逆効果です。「適度」が大切なのです。「適度」とは自分のコンディションのことです。溢れる情報にむやみやたらと従ったり、他人と比較するのでなく、自分の物差しを持って自分にとって最適な養生を行いましょう。

apple収穫の秋! を思わせるお花のアレンジですmaple

11月30日までの毎週木曜日に理療臨床公開講座の講師として出張していますが、今年はお天気がはっきりしない日が多かったですね。

11月2日今日は久しぶりのいいお天気。環状4号沿いのイチョウ並木が黄色く色づいてきれいです。

レノも嬉しそうにお空をみあげてルンルン気分に見えました。

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